[北欧おすすめスポット②]スウェーデン郊外編
[北欧おすすめスポット①]スウェーデン ストックホルム市街編に続いて、市街から少し南や東に離れた落ち着いたスウェーデンの観光場所や建物をご紹介します。
森の墓地 スコーグスシュルコゴーデン (Skogskyrkogården)
こちらはホテルから一番遠く、ホテル近くの駅Odenplanから電車と徒歩で約40分程の郊外に建っています。
スウェーデン建築家として有名なグンナール・アスプルンドとシークルド・レヴェレンツの設計です。
スウェーデンでは人は死ぬと森へ還ると言われていて、お墓なのにも関わらず、いかにも大地の景色という感じで、北欧を感じさせます。お墓のお花もそのまま土に植えてあったり、カラフルに飾られていて、お墓の雰囲気というよりは散歩道という雰囲気でした。
建築家アスプルンド
前述したようにスウェーデンの有名建築家ですが、ストックホルムの南側には、アスプルンド (ASPLUND) (Sibyllegatan 31, 114 42 Stockholm)という企業オフィスもあります。そちらに、おしゃれ雑貨屋さんが併設されており、金額は高いですが、ウィンドウショッピングがてら立ち寄ると楽しめるかと思います。
グスタフスベリ地域 (Gustavsbergs Hamn) を散策
こちらは、陶器の町として有名です。
ストックホルム中央駅からは電車とバスを乗り継ぎ、40分程、森の墓地からバスに乗って1時間程で着きます。ストックホルム市街の東の方で、こちらも結構離れます。
ストックホルムの中心街では、バス停が少しわかりづらく、バスよりも電車の方が便利ですが、郊外はバス移動もおすすめです。
リサ・ラーソン (Lisa Larson)の工房
日本でも人気のリサ・ラーソンを作っている工房 KB Keramikstudion Gustavsbergがあります。
こちらの町は、陶器がバラバラと町の色々なギャラリーで売られているのですが、その一角に、人形を大量に作っている方が座っていたりします。不意打ちでびっくりしましたが、未完成の人形が並んでいてかわいいです。その横に売り物のリサ・ラーソンも少し並んでいましたが、やはり本物はとても高いです。
ittalaアウトレット
この区域のよく見える場所に大きく建ってます。
全く買うつもりではなかったのに、安さに負けて、お皿5枚、コップ2つ購入。やはり、こちらはお買い得なので、ここに行く場合は前もって、この後はもうホテルに戻る計画と、トランクの空きと重量と相談した方が良いですね。
そして、この区域でランチもできます。
デッキに屋根と一部壁がついたような小さな売店に近いお店でランチ。黒板にメニューが書いてあり、英語メニューもないくらいローカルなお店でしたが、ショーケースにスウェーデンの名物のエビのオープンサンドが入っていたので、簡単に購入はできます。
Slussen駅周辺・ガムラスタン (Gamla Stan) 散策
ストックホルム中心街の少し南に位置するSlussen駅は乗り換えによく使われ、駅周辺はガイドブックに載っているようなお店が点々としていて、歩いているだけでも楽しめます。
お昼に少し買って食べるのに便利なOstermalms Saluhallという市場のようなおしゃれマーケットがあります。アメリカNYのチェルシーマーケットの規模が小さくなった版のような感じです。
駅の近くにはAhlens Cityという大きめのデパートもあります。見て回るには楽しめるかと思います。
また、森の墓地で前述したASPLUNDというショップ兼オフィスのようなおしゃれ雑貨屋さんや、AB Nordic Galleryというおしゃれ家具屋さんもこちらの区域にあります。
そこから北に歩いていくと徐々に見えてくるガムラスタンの町並みは魔女の宅急便の原風景となった場所だと言われています。
ガムラスタンの町は伝統的な建物がいくつか集まっています。
教会やストックホルム大聖堂、Nobel Museum等があり、広場に面しておしゃれなコーヒーショップが並んでいて、その外にあふれるように人が座って休日を過ごしている風景はヨーロッパを感じさせます。
スウェーデンは北欧の中では少し田舎のような立ち位置で、観光名所も広い範囲に点在していて、自然と融合しているイメージがあります。観光名所と言っても沢山の観光客がいるような場所ではなく、暮らしている人が普段利用しているような箇所ばかりです。それでもやはり一つ一つの場所がヨーロッパ文化を感じさせる歴史から作られているものの集まりだと感じさせられます。