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建築・旅行・海外のブログです。ブログ主が建築士なので、建築色が少し強めのおすすめスポット・魅力的な内装外装デザインを綴っています。

[カリフォルニア州おすすめスポット②]ロサンゼルス ダウンタウン周辺・東部編

今回は、[カリフォルニア州おすすめスポット①]ロサンゼルス西部編に引き続き、ロサンゼルスの中心地ダウンタウン周辺の観光場所や建築物、食事などをご紹介します。

●おすすめ1位● ウォールトディズニーコンサートホール(Walt Disney Concert Hall)

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フランク・O・ゲーリー氏設計の建物です。特徴的な外観で、ステンレススチールパネルの曲面で構成されており、日光が四方八方に反射して光っています。外だけでなく、中に入っても曲面は続いていますが、中は外の素材とは反対に木やフェルトなど柔らかいイメージになっています。

ツアーがあるので、それに参加すると外から中まで説明を聞きながら、ゆっくり見学することができます。

コンサートホール内は普段は見ることができないのですが、夏休みの特別イベントのようなかたちで一度入ることができました。

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内観。外と同じく曲面だが、別の素材を多様。

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コンサートホール内。これはレアです。

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外は一周まわっても様々な表情をしています。

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夜間もきれいにライトアップされています。

●おすすめ2位● ザ・ブロード(The Broad)

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2015年にオープンした美術館です。2015年の冬に私も行きましたが、その日もオープンする前から建物の周りを長蛇の列でした。予約もできるようなので、予約をすると別の列からスムーズに入ることができるようです。入場料は無料なのにも関わらず、建物の外観・内観共に、行く価値はあると思いますし、中の展示もモダンアートが多いですが、有名な芸術家のものが多いです。草間彌生氏に展示もありますが、ブースになっており、こちらも待ち時間があるので注意が必要です。

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エントランスから特徴的な内装。

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内装にも、二階は、外観のデザインが見えています。

ブラッドベリー・ビル(Bradbury Building)

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外からは、ビル街の一部で、表示も軽く書いてあるので、通りすぎてしまいそうですが、中に入ってみると映画の世界に入ってしまったかのような内装に驚きます。数多くの映画の舞台になっているようです。簡単に入ることはできますので、ダウンタウンを歩いた際は寄り道してみると良いかと思います。

アーツディストリクト(Arts District)

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この区域に入ると、駐車場から通りや店のあらゆるところにアートが書かれています。しかし、こちらの区域は道を一本入ると、ホームレスだらけの通りであったり、道のふとしたところに少し変わった人がいたりと治安が悪いので注意が必要です。昼間であれば、よほど変なことをしない限り大丈夫です。

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現代美術館(The Museum of Contemporary Art)

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ウォルトディズニーコンサートホールやザ・ブロードの目の前にある、こちらは日本人建築家磯崎新氏設計の美術館です。すみませんが、私は中まで入ったことはないのですが、外のモニュメントや外まわりを少し歩いてみるだけでも少し楽しめるかと思います。

ドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)

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その名の通りベースボールスタジアムです。お土産に関して言うと、日本のドラゴンズのロゴに似ている(姉妹チームらしい)ので、ドラゴンズファンの方にお土産を買っていくと喜ばれるかもしれません。

ステイプルズ・センター(STAPLES Center)

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アメリカといえば、やはりバスケットボールも有名です。その中でこちらのアリーナは多くのチームの本拠地となっているようです。ファンにとっては欠かせない場所ではないでしょうか。

リトルトーキョー

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その名の通り、日本食街です。実際ここに行かなくてもどこでも美味しい日本のラーメンや定食などは食べられます。ロサンゼルス周辺であれば在中している日本人も多いのでなおさら、日本のチェーン店がそこらへんにあります。ですので、日本人はわざわざ行かないかと思いますが、外国の方が簡単に日本食を試せる場所という感覚かと思います。

天使のマリア大聖堂(Cathedral of Our Lady of the Angels)

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あまり行く人は少ないかと思いますが、少し変わった建物が見られるという面では行ってみるのも良いかと思います。中は教会以外は何もないのですぐに見終わることができますし、もちろん無料です。場所も美術館の集まっている場所から遠くないので、散歩がてら時間があったら行ってみると良いでしょう。

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教会内です。

東部編は下記の2つだけです。ダウンタウンからは離れますので、同じ日にまわるというのは難しいです。

●おすすめ3位● ハンティントンライブラリー&ボタニカルガーデン(The Huntington Library and Botanical Gardens)

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昔、大富豪が住んでいたとされる、庭と建物で構成されたとても広いガーデンです。庭と言ってももはや、植物園ですので、とても広く、ゆっくりと植物や景色を堪能したい方にはおすすめです。なんと言っても、広く、日本では見ることのできない植物が、しかもとても大きく植わっていたりするので見応えがあります。庭に建物がいくつか点在しており、ヨーロッパ調の内装や家具や美術品、アートもゆっくり見ることができます。

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ギャンブル・ハウス(The Gamble House)

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独特な外観をしているこちらの建物は映画バックトゥー・ザ・フューチャーのロケにも使われていたそのです。中を見るためにはツアーに参加しなければいけなく、ツアーの頻度も高くないので、簡単に見ることはできませんが、外観だけでも結構迫力のあるつくりになっています。日本のデザインに影響を受けている箇所も数多くあるようで、少し親近感を感じます。そのような内容は、この建物のすぐ隣にある小さな本屋さんの本で見ることができますが、この本屋さんも開いていたり閉まっていたり不定期です。

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