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建築・旅行・海外のブログです。ブログ主が建築士なので、建築色が少し強めのおすすめスポット・魅力的な内装外装デザインを綴っています。

[カリフォルニア州おすすめスポット③]ロサンゼルス南部編

カリフォルニア州おすすめスポット①]ロサンゼルス西部編、 [カリフォルニア州おすすめスポット②]ロサンゼルスダウンタウン周辺・東部編に続いてロサンゼルス周辺の最後、ロサンゼルス南部編をお伝えしたいとおもいます。南部にはトーランスという日本人がとても多く、日本のスーパーやレストランが沢山ある市もありますし、ビーチも沢山あり、サーファーの方も多く訪れる場所で、景色も良く、日本人にとっては一番居心地の良い場所かと思います。

そんな南部の区域の観光地や、レストラン、建築物等をご紹介します。

●おすすめ1位● ウェイフェアズチャペル(Wayfarers Chapel)

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パロスバーデス(Palos Verdes)という山の中にある結婚式場で、設計は巨匠フランク・ロイド・ライトの息子です。1951年に建てられたので、少し年季は入っていますが、森の中に建っているので、その雰囲気を堪能するという意味では気になりません。ガラス張りで、躯体の木も六角形を作るような構成になっているので、周りの木にまぎれている有機的な建物という面でフランク・ロイド・ライトを感じさせます。

山の途中なので、景色も良く、海もきれいに見えるのでやはり結婚式にはもってこいの晴れ舞台となりそうです。

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離れていくと教会が森に隠れていきます。

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建物と反対側の景色はとてもきれいです。

●おすすめ2位● テラニアリゾート(Terranea Resort)

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こちらもパロスバーデス(Palos Verdes)の途中にあるリゾート地です。リゾート地ですので、ホテルやロッジのような建物が建っていてその周りには一般でも入ることができるレストランが沢山あります。ゆっくり海の景色を堪能して、夕日が沈むのを見てからディナーという流れもおすすめです。帰り道の山を下る途中に見える、街の夜景は驚くほどきれいです。

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プールや外の飲食スペースなどがすごい量あります。

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宿泊しなくても点在しているレストランでディナーなど可能です。

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レドンドビーチ(Redondo Beach)

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この付近は海沿いがメインなのでどこに行ってもビーチですが、この付近で一番有名なのはレドンドビーチです。食事がやはり充実しています。

ワッツタワー(Watts Towers)

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初めて見た方はなんだこれと思うかもしれませんが、こちらは、イタリアから来た移民の方が一人で長い年月をかけて作ったという建物だそうです。建築の知識も無い中30年以上かけてつくりつづけたということで、スペインのサグラダ・ファミリア的なものを少し感じました。デザインもかなり独特です。こちらの建物の隣にツアーセンターがあり、予約無しでツアーに参加することができます。治安の悪いと言われる地域ですが、昼間に行く分には危険なことはありませんでした。

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という感じで、少し名所は少ないですが、それぞれが点在していることと、少し郊外なので時間がゆっくり流れていて、のんびりカリフォルニアを楽しむことができますので、この地域はおすすめです。

海で、ぼんやり夕日を眺めるのにも持ってこいですし、山の上からの夜景も最高にきれいです。自転車があればパロスバーデス(Palos Verdes)の山をサイクリングがてら登るのもおすすめです。

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[カリフォルニア州おすすめスポット②]ロサンゼルス ダウンタウン周辺・東部編

今回は、[カリフォルニア州おすすめスポット①]ロサンゼルス西部編に引き続き、ロサンゼルスの中心地ダウンタウン周辺の観光場所や建築物、食事などをご紹介します。

●おすすめ1位● ウォールトディズニーコンサートホール(Walt Disney Concert Hall)

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フランク・O・ゲーリー氏設計の建物です。特徴的な外観で、ステンレススチールパネルの曲面で構成されており、日光が四方八方に反射して光っています。外だけでなく、中に入っても曲面は続いていますが、中は外の素材とは反対に木やフェルトなど柔らかいイメージになっています。

ツアーがあるので、それに参加すると外から中まで説明を聞きながら、ゆっくり見学することができます。

コンサートホール内は普段は見ることができないのですが、夏休みの特別イベントのようなかたちで一度入ることができました。

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内観。外と同じく曲面だが、別の素材を多様。

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コンサートホール内。これはレアです。

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外は一周まわっても様々な表情をしています。

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夜間もきれいにライトアップされています。

●おすすめ2位● ザ・ブロード(The Broad)

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2015年にオープンした美術館です。2015年の冬に私も行きましたが、その日もオープンする前から建物の周りを長蛇の列でした。予約もできるようなので、予約をすると別の列からスムーズに入ることができるようです。入場料は無料なのにも関わらず、建物の外観・内観共に、行く価値はあると思いますし、中の展示もモダンアートが多いですが、有名な芸術家のものが多いです。草間彌生氏に展示もありますが、ブースになっており、こちらも待ち時間があるので注意が必要です。

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エントランスから特徴的な内装。

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内装にも、二階は、外観のデザインが見えています。

ブラッドベリー・ビル(Bradbury Building)

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外からは、ビル街の一部で、表示も軽く書いてあるので、通りすぎてしまいそうですが、中に入ってみると映画の世界に入ってしまったかのような内装に驚きます。数多くの映画の舞台になっているようです。簡単に入ることはできますので、ダウンタウンを歩いた際は寄り道してみると良いかと思います。

アーツディストリクト(Arts District)

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この区域に入ると、駐車場から通りや店のあらゆるところにアートが書かれています。しかし、こちらの区域は道を一本入ると、ホームレスだらけの通りであったり、道のふとしたところに少し変わった人がいたりと治安が悪いので注意が必要です。昼間であれば、よほど変なことをしない限り大丈夫です。

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現代美術館(The Museum of Contemporary Art)

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ウォルトディズニーコンサートホールやザ・ブロードの目の前にある、こちらは日本人建築家磯崎新氏設計の美術館です。すみませんが、私は中まで入ったことはないのですが、外のモニュメントや外まわりを少し歩いてみるだけでも少し楽しめるかと思います。

ドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)

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その名の通りベースボールスタジアムです。お土産に関して言うと、日本のドラゴンズのロゴに似ている(姉妹チームらしい)ので、ドラゴンズファンの方にお土産を買っていくと喜ばれるかもしれません。

ステイプルズ・センター(STAPLES Center)

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アメリカといえば、やはりバスケットボールも有名です。その中でこちらのアリーナは多くのチームの本拠地となっているようです。ファンにとっては欠かせない場所ではないでしょうか。

リトルトーキョー

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その名の通り、日本食街です。実際ここに行かなくてもどこでも美味しい日本のラーメンや定食などは食べられます。ロサンゼルス周辺であれば在中している日本人も多いのでなおさら、日本のチェーン店がそこらへんにあります。ですので、日本人はわざわざ行かないかと思いますが、外国の方が簡単に日本食を試せる場所という感覚かと思います。

天使のマリア大聖堂(Cathedral of Our Lady of the Angels)

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あまり行く人は少ないかと思いますが、少し変わった建物が見られるという面では行ってみるのも良いかと思います。中は教会以外は何もないのですぐに見終わることができますし、もちろん無料です。場所も美術館の集まっている場所から遠くないので、散歩がてら時間があったら行ってみると良いでしょう。

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教会内です。

東部編は下記の2つだけです。ダウンタウンからは離れますので、同じ日にまわるというのは難しいです。

●おすすめ3位● ハンティントンライブラリー&ボタニカルガーデン(The Huntington Library and Botanical Gardens)

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昔、大富豪が住んでいたとされる、庭と建物で構成されたとても広いガーデンです。庭と言ってももはや、植物園ですので、とても広く、ゆっくりと植物や景色を堪能したい方にはおすすめです。なんと言っても、広く、日本では見ることのできない植物が、しかもとても大きく植わっていたりするので見応えがあります。庭に建物がいくつか点在しており、ヨーロッパ調の内装や家具や美術品、アートもゆっくり見ることができます。

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ギャンブル・ハウス(The Gamble House)

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独特な外観をしているこちらの建物は映画バックトゥー・ザ・フューチャーのロケにも使われていたそのです。中を見るためにはツアーに参加しなければいけなく、ツアーの頻度も高くないので、簡単に見ることはできませんが、外観だけでも結構迫力のあるつくりになっています。日本のデザインに影響を受けている箇所も数多くあるようで、少し親近感を感じます。そのような内容は、この建物のすぐ隣にある小さな本屋さんの本で見ることができますが、この本屋さんも開いていたり閉まっていたり不定期です。

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[カリフォルニア州おすすめスポット①]ロサンゼルス西部編

アメリカリフォルニア州のロサンゼルス周辺は沢山の観光名所があることで知られています。アメリカに2年ほど住んでいましたが、やはりアメリカの中で一番に紹介していきたいのはロサンゼルスです。

まずはロサンゼルス西部にあるとても有名な場所から、少しマイナーな場所まで建築物やレストラン、ホテルなどを紹介していきたいと思います。

前もってお伝えしておきますが、交通手段に関しては、基本的にアメリカ(ニューヨーク マンハッタン以外)での移動は空港でレンタカーを借りることをおすすめします。

●おすすめ1位● サンタモニカ

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朝はピアを散歩したり、夜でもお店の光で明るく、誰でも一日中楽しめるスポットです。昼間は、海沿いのレストランは海鮮料理が美味しく食べられますのでおすすめです。お店街ではショッピングはもちろん、ランチもピザや各国の料理店など食事を楽しむことができます。お店も比較的遅い時間まで開いていて、街も賑わっているので、治安もそこまで悪くなく、安心して夜のショッピングを楽しめます。

ホテルはThe Huntley Hotel Santa Monica Beachがおすすめです。海が見える景色とレストランやバーもあり、充実しています。

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買い物通りは朝から夜まで賑わっています。

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ピザのサイズがアメリカン

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小さな遊園地があります。観覧車は異常に回るのが早いですが、5周くらいするのである意味楽しめます。

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観覧車からの景色は良いです。

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The Huntley Hotel Santa Monica Beach。景色も良く、インテリアもおしゃれです。

●おすすめ2位● J・ポール・ゲティ美術館(The J. Paul Getty Museum)ゲティ・センター (/ ゲティヴィラ )

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ゲティ財団が運営する2つの美術館があります。どちらもJ・ポール・ゲティの収集したコレクションが展示されており、建物の迫力や展示の量的におすすめはゲティ・センターですが、ゲティ・ヴィラも植物などを眺めながら時間をゆっくりと過ごしたいという方にはおすすめです。

ゲティ・センター(The Getty Center)はモダニズム建築家リチャード・マイヤー設計の全て大理石で作られた建物で、サンタモニカ・マウンテンのとても見晴らしの良い場所に建っています。駐車料金は15ドル程かかりますが、入場料は無料というのがまた魅力の一つです。建物は数個に分かれており、見応えもあり、迫力もあります。それに加えて、セントラルガーデンという、美術作家ロバート・アーウィンによって設計された庭園もまた美しく、見どころの一つとなっています。

外には大理石の屋根がかけられた広いテラスがあり、お店もあるので、軽食を食べることもできます。

ゲティ・ヴィラ(The Getty Villa)はゲッティ・センターよりかなり小さめでテイストも全く違いローマ帝国テイストになっています。ゲティ・センターと同じく駐車料金は15ドルで、入場料は無料ですが、予約が必要です。ローマを味わいながらゆっくりとした時間が過ごせるかと思います。

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庭園のデザインはとても凝ったものになっています。

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外のテラスです。軽食を買って、景色を眺めながら、のんびりとランチ。

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ゲティ・ヴィラです。ゲティ・センターとはテイストの違ったつくりになっています。

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ゲティ・ヴィラ② 外の一部です。

●おすすめ3位● グリフィス天文台 Griffith Observatory

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ロサンゼルスの景色を眺めるのに一押しのスポットです。比較的幅広い方々に楽しんでもらえるかと思います。グリフィス天文台という建物自体も様々なハリウッド映画などのロケ地として利用されているだけではなく、やはり、高台からの景色がとても良いです。昼間はHOLLY WOODの文字が見えます。また、夜でも行くことができ(建物内は時間が決められています)、夜景も素晴らしいので、時間が空いた夜にドライブがてら登ってみるのも良いかと思います。

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HOLLY WOODサインも見ることができ、景色はとても良いです。

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夜景も抜群です。

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天文台の中です。

ロサンゼルスカウンティ美術館 LACMA (Los Angeles County Museum of Art)

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アメリカ西部最大の美術館です。LACMは7つの建物があり、世界の地域ごとに分かれています。

7つのうちの一つ、3階建ての建物ブロード・コンテンポラリー・アート・ミュージアム(BCAM)はイタリアの有名建築家レンゾ・ピアノによって設計されており3

建物内にはレストランが入っているので昼食を食べることもできます。

屋外にはアーバンライト(Urban Light)という沢山の大きなライトが立っているパブリック・アートと、レビテイテッド マス(Levitated Mass)という遠近法が使われた岩が道の上にまたがっているパブリックアートがあります。

営業時間は20時頃まで開いている日もあり、アーバンライトは夕方ごろからライトアップされています。

 

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ブロード・コンテンポラリー・アート・ミュージアム(BCAM)

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Japanese Museumということで侍のイメージとのことですが、どこか残念です。

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中の飲食スペースですが、食事はそこそこ充実しているもののスペースが少し狭めです。

ビバリーヒルBeverly Hills

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セレブな街の代表であるビバリーヒルズはやはり、おしゃれランチやディナーを楽しむのにもってこいです。

ビバリー庭園公園(Beverly Gardens Park)には、BEVERLY HILLSと書かれた有名なフォトスポットがにありますので、記念写真場所にも最適です。同じく、ビバリー庭園公園には日本の芸術家草間彌生氏の作品であるチューリップもあります。駐車場も多いので、観光者にとって充実したスポットかと思います。

イームズ自邸 Eames Foundation

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建築を学んでいる方であれば、必ず知っているかと思います。こちらは予約制で、電話での予約(310-459-9663)となります。金額は10ドルほどです。また、通常、予約をしても敷地に入って外観の写真を撮ったり、見学することしかできません。中に入ることができないのですが、外から見ていても中の様子は感じることができます。制限は多いですが、建築を学んだ方であれば、一度行ってみて損はないかと思います。

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テラススペース

ロサンゼルス・ホロコースト博物館(Los Angeles Museum of the Holocaust)

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少しマイナーな建物ですが、外観はかなり特徴的です。公園のように建物が土に埋まっているような、迷路のような入り口になっています。中も同じように曲線が多く、凝ったつくりになっています。中に入るのも入場料等はいらないので、ふらっと公園を散歩するように立ち寄ってみてもいいかもしれません。

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入り口。他にもあります。

マリブ Malibu

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空港や市街地からは少し離れてしまいますが、海沿いを西の方に進むとマリブという街があります。海に面する山の麓には、どれも相当高額なのではないかという住宅が沢山建っています。海沿いはドライブしていると海鮮料理のお店もポツポツあり、食事をするだけでも楽しめますし、少しショッピングができるところもありますので、一日のんびりと楽しむこともできます。

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ショッピングモールもセレブ感が漂っています。

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山側の景色も開放感があり、都心を忘れさせます。

ハリウッド Hollywood

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念の為、西エリアにある名所ということで書いておきます。こちらは誰もがご存知の通り、活躍された人物の名前が、歩道の星型のプレートに書かれてあったり、手形があったり、ハリウッド映画やアメリカ大スターを感じられるスポットです。タイミングが良いと道の真ん中でこれから世に出る映画のイベントがやっていてハリウッドに自分が来ているということを十分に味わえるかもしれません。少し治安が悪いため、うかれて所持品への注意を忘れるとすぐに取られてしまいますので、注意が必要です。

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有名な手形スポット。

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イベントもやっていました。奥をじっくり見ると何か披露しています。

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ザ・ハリウッド。劇的に長いリムジンがありました。

[北欧おすすめスポット③]デンマーク編

スウェーデンで2日間半程観光後、([北欧おすすめスポット①]スウェーデン ストックホルム市街編、[北欧おすすめスポット②]スウェーデン郊外編もお願いします。)4日目にデンマークへ移動し、こちらも2日間半程観光しました。デンマークでの3日間でまわれる観光場所や建築物、食事、家具工場などをご紹介します。

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スウェーデンからデンマークへの移動

スウェーデンからデンマークへの交通手段は旅工房さんで鉄道を予約してもらいました。スムーズに乗ることができるのでおすすめです。

スウェーデンストックホルム中央駅発、デンマークコペンハーゲン中央駅着、鉄道内には広めのトイレもあり、ただひたすら約5時間、大自然の景色を乗り続けると到着します。

朝出発して、コペンハーゲン中央駅に到着するともうお昼の時間ですが、中央駅内にカフェも少し入っているので、パスタなども食べて腹ごしらえできます。

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ホテルはホテルアレクサンドラ (Hotel Alexandra)

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ホテルは中央駅から徒歩10分程のホテルアレクサンドラ (Hotel Alexandra)というホテルに3泊しました。部屋はほんの少し狭めかなという感じで、朝食も品数ほんの少し少なめのバイキングでしたが、駅からも近く清潔感もあり快適でした。

ホテルから10分程歩くと買い物街があります。こちらは、コペンハーゲンの一番の観光場所になるかと思います。

コペンハーゲン中央駅周辺のショッピング

おすすめのお店はIllums Bolighus, HAY House, COSです。

Illums Bolighus

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こちらは家具&雑貨&色々置いてあります。なんと言っても広いので、人によってはこのお店でデンマークらしい小物のプレゼントやショッピングは済んでしまうかと思います。

HAY House

こちらはインテリア雑貨のお店です。デザインを突き詰めたものが置いてあります。世界のデザインを極められた雑貨が並んでいて、日本の昔ながらののりやペンも置いてありました。世界から見た日本のおしゃれはこのようなものなのだと少し勉強になりました。

COS

こちらは洋服屋さんです。もともとロンドンから来たようですが、おしゃれで、金額もリーゾナブルで買いやすいので、買い物し甲斐があります。

Original Coffee

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こちらは買い物通りを歩いていると、買い物街とフレデリック教会やデザインミュージアムデンマークとの間にあり、ひと休みにおすすめです。私も偶然見つけましたが、コーヒーの他におしゃれな盛り付けのスイーツや軽食が楽しめます。

Tage Andersen

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こちらは少しマイナーな小さなお花屋さんですが、不思議な世界を味わえる内装になっています。入場料が約500円程かかりますが、あまりこのようなお店が見られる機会も無いかと思いますので近くを通った場合はおすすめです。

ランチはニューハウン (Nyhavn)

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こちらは川沿いに沢山のレストランが並んでいます。

私はローストビーフに具材がのったデンマーク料理を食べましたが、周りをみる限りどこのお店もデンマークの料理が楽しめる美味しそうな料理です。

歴史的観光名所

フレデリック教会 (Frederik’s Church)とアマリエンボー宮殿 (Amalienborg Slot)

 こちらの2つはとても大きな広場に向かい合って建っていて、歩いていれば見つけられます。フレデリック教会は自由に中に入って見学することが可能です。

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クリスチャンスボー城 (Christiansborg Slot.)

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こちらも宮殿です。そして会議事堂や裁判所なども入った大きな建物です。中には入りませんでしたが、中にも無料で入れるようです。

チボリ公園 (Tivoli Gardens)

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こちらは昼間と夜で違った風景が楽しめるということで夕方入りました。暗くなる前は、ショーなどもやっていたり、植物をゆっくりみることができ、暗くなるとライトアップがきれいになってきます。

 

見応えのある建築物

デザインミュージアムデンマーク (Design Museum Denmark)

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こちらは買い物街やフレデリック教会などの並びにこじんまり建っていますが、展示は見応えのあるものになっています。基本的には家具のデザイナーによる歴史的チェアーが並んでいたり、世界の小さなアートや日用品が展示されています。また、日本から学ぶデザインというブースもあり日本の歴史的な絵等が並んでいます。

チェアーのディスプレイの仕方も特徴的で、チェアーの入った大きなボックスで作られたトンネルのような通路があったり、チェアーの大きさよりも大きく作られた展示用のチェアーが置いてあったりと、デザインセンスがさすが北欧といった美術館です。

コペンハーゲンから少し離れた場所にあるおすすめ建築

ルイジアナ美術館

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ここはおそらく皆さん行かれるかと思いますが、世界一美しいと言われている美術館です。中央駅からは電車で約30分程です。

建物はとても広く、内装がスペースごとに変わっていきます。長いガラス張りの森の道のような廊下を通ったり、高低差での演出であったり、外も海と緑に囲まれた見晴らしの良い景色が楽しめます。カフェや軽く食事のできるスペースもあったり、子供たちが工作などをすることができるスペースもところどころ用意されていて、カラフルさが、北欧を感じさせます。

ワンパターンではない壁、床、天井の仕上げであったり、階段の作り方であったり、移り変わっていく景色は鑑賞していることを飽きさせない美術館になっています。

PP Mobler

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そしてこちらは私の一番の目的であったと言っても良い家具工場です。中央駅から電車で1時間弱で行くことができます。

北欧家具デザインの巨匠ハンス・J・ウェグナーの家具をこちらで作っています。このような世界的に有名な家具を作っている工場が見れる機会はめったにありませんので、おすすめです。

こちらは、前もってHPからメールアドレスを調べて、メールで見学がしたいと連絡をしていましたが、待てど暮らせど返事が来ず、電話する勇気もなかったので、直接向かいました。着いてから、メールで問い合わせをしたんだけどと話すと、知らなかったとのことでしたが、丁寧に2時間程かけて、工場の隅々まで案内していただけました。工場内には、会うことはできませんでしたが、日本人の職人さんもいるようで、とても皆さん親切に対応してくれます。

 

他にも、世界一幸せな町と言われるクリスチャニア (Christiania)区域や、PP Moblerより少し遠い家具工場VM Houseというところがあり、もう少し長く滞在できるようであれば、行ってみるのも良いかもしれません。

 

[北欧おすすめスポット②]スウェーデン郊外編

[北欧おすすめスポット①]スウェーデン ストックホルム市街編に続いて、市街から少し南や東に離れた落ち着いたスウェーデンの観光場所や建物をご紹介します。 

森の墓地 スコーグスシュルコゴーデン (Skogskyrkogården)

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スウェーデンの自然と建築を味わえる世界遺産

こちらはホテルから一番遠く、ホテル近くの駅Odenplanから電車と徒歩で約40分程の郊外に建っています。

スウェーデン建築家として有名なグンナール・アスプルンドとシークルド・レヴェレンツの設計です。

スウェーデンでは人は死ぬと森へ還ると言われていて、お墓なのにも関わらず、いかにも大地の景色という感じで、北欧を感じさせます。お墓のお花もそのまま土に植えてあったり、カラフルに飾られていて、お墓の雰囲気というよりは散歩道という雰囲気でした。

建築家アスプルンド

前述したようにスウェーデンの有名建築家ですが、ストックホルムの南側には、アスプルンド (ASPLUND) (Sibyllegatan 31, 114 42 Stockholm)という企業オフィスもあります。そちらに、おしゃれ雑貨屋さんが併設されており、金額は高いですが、ウィンドウショッピングがてら立ち寄ると楽しめるかと思います。

グスタフスベリ地域 (Gustavsbergs Hamn) を散策

こちらは、陶器の町として有名です。

ストックホルム中央駅からは電車とバスを乗り継ぎ、40分程、森の墓地からバスに乗って1時間程で着きます。ストックホルム市街の東の方で、こちらも結構離れます。

ストックホルムの中心街では、バス停が少しわかりづらく、バスよりも電車の方が便利ですが、郊外はバス移動もおすすめです。

 

リサ・ラーソン (Lisa Larson)の工房

日本でも人気のリサ・ラーソンを作っている工房 KB Keramikstudion Gustavsbergがあります。

こちらの町は、陶器がバラバラと町の色々なギャラリーで売られているのですが、その一角に、人形を大量に作っている方が座っていたりします。不意打ちでびっくりしましたが、未完成の人形が並んでいてかわいいです。その横に売り物のリサ・ラーソンも少し並んでいましたが、やはり本物はとても高いです。

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ittalaアウトレット

この区域のよく見える場所に大きく建ってます。

全く買うつもりではなかったのに、安さに負けて、お皿5枚、コップ2つ購入。やはり、こちらはお買い得なので、ここに行く場合は前もって、この後はもうホテルに戻る計画と、トランクの空きと重量と相談した方が良いですね。

 

そして、この区域でランチもできます。

デッキに屋根と一部壁がついたような小さな売店に近いお店でランチ。黒板にメニューが書いてあり、英語メニューもないくらいローカルなお店でしたが、ショーケースにスウェーデンの名物のエビのオープンサンドが入っていたので、簡単に購入はできます。

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Slussen駅周辺・ガムラスタン (Gamla Stan) 散策

ストックホルム中心街の少し南に位置するSlussen駅は乗り換えによく使われ、駅周辺はガイドブックに載っているようなお店が点々としていて、歩いているだけでも楽しめます。

お昼に少し買って食べるのに便利なOstermalms Saluhallという市場のようなおしゃれマーケットがあります。アメリカNYのチェルシーマーケットの規模が小さくなった版のような感じです。

駅の近くにはAhlens Cityという大きめのデパートもあります。見て回るには楽しめるかと思います。

また、森の墓地で前述したASPLUNDというショップ兼オフィスのようなおしゃれ雑貨屋さんや、AB Nordic Galleryというおしゃれ家具屋さんもこちらの区域にあります。

 

そこから北に歩いていくと徐々に見えてくるガムラスタンの町並みは魔女の宅急便の原風景となった場所だと言われています。

 

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ガムラスタンの町は伝統的な建物がいくつか集まっています。

教会やストックホルム大聖堂Nobel Museum等があり、広場に面しておしゃれなコーヒーショップが並んでいて、その外にあふれるように人が座って休日を過ごしている風景はヨーロッパを感じさせます。

 

スウェーデンは北欧の中では少し田舎のような立ち位置で、観光名所も広い範囲に点在していて、自然と融合しているイメージがあります。観光名所と言っても沢山の観光客がいるような場所ではなく、暮らしている人が普段利用しているような箇所ばかりです。それでもやはり一つ一つの場所がヨーロッパ文化を感じさせる歴史から作られているものの集まりだと感じさせられます。

 

[北欧おすすめスポット①]スウェーデン ストックホルム市街編

お盆休みを利用して、スウェーデンデンマークへ行きました。

まずはスウェーデンについて航空券・ホテル・SIMの買い方・建築・食事・観光スポット等をご紹介します。

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航空券・ホテルは旅工房(tabikoubou)で

航空券とホテルをセットで買っておくと別々で取るよりも、金額が抑えられます。そこで、今回は旅工房さんで予約。

航空会社はフィンエアー(Finnair)。セントレア発、約8時間でフィンランドヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)に到着し、こちらで乗り換えて、そこから2時間弱でストックホルム・アーランド空港(ARN)に到着します。

 

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)の乗り換え時間も、北欧を楽しめるお店やディスプレイが沢山並んでいます。

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空港でSIMを購入

ストックホルム・アーランド空港(ARN)に到着したら、まずSIMカードを購入。

こちらは街中のコンビニでも、空港の7イレブンでも購入できます。

そこで、ComviqというSIMカードを5GB1500円程で買いました。

スウェーデンは3日の滞在でしたが、必要のないときは機内モードにしたりしていれば、十分持ちます。

コンビニでは、店員さんが、やり方がわからなかったら聞いてねと言ってくれ、レジ前で、アクティベートしてみることに。

電話の発信画面で、レシートに書かれている番号を押すとショートメールがきて、チャージ完了です。

 

ストックホルム市街へ

アーランド空港からストックホルム中央駅へ

アーランド空港とストックホルム中央駅間は、Arlanda Expressという特急列車のようなものが走っていて、移動時間20分程度、3500円程で中央駅まで行けます。乗り継ぎの手間もなく、タクシーを使うよりは断然安く移動できるので便利です。また、ホームの券売機に記載されていましたが、2人分購入では少し割引もありました。

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ホテルはBest Western Plus Time Hotel

中央駅からは、町並みを少し散策がてらトランクを引きながら、ホテルまで歩きましたが、徒歩30分程でした。

こちらの予約も旅工房さん経由で。こちらに3泊しましたが、朝食バイキングはバリエーションも多く、おしゃれで、清潔感もあり、快適でした。

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夕食はホテルの近くのイタリアンレストランPompei (Odengatan85, 113 22 Stockholm)へ。ピザとパスタを頼みました。味は日本のパスタの方が美味しいのかなという感じでしたが、美味しかったです。

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ストックホルム中央駅周辺の建物

ストックホルム市立図書館 (Stockholm Stadsbibiotek)

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こちらはBest Western Plus Time Hotelからは徒歩10分かからないくらいの距離ですが、ストックホルム中央駅からは電車で10分程の距離にあります。

世界の美しい図書館によく選ばれています。設計はスウェーデン建築の父、グンナール・アスプルンドです。

写真のような真ん中のホールがよく紹介されていますが、実際に行ってみると、このホールのまわりに洞窟のような部屋が続いていて、そちらの部屋の一つひとつがまた居心地の良い空間になっています。本しか並んでいないはずなのに、歩いていると景色が移り変わっていく感覚は実際に歩いてみないと味わえないと思います。天井からの柔らかい光も落ち着きを感じさせます。

ストックホルム市庁舎 (Stockholm Standhuset)

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こちらの建物はストックホルム中央駅から徒歩10分くらいの距離です。バスも走っていあす。

大きい都市への建築観光で市庁舎は欠かせません。中の見学はツアーでしか見ることができませんが、じっくり建物内を見れるのでおすすめです。金額も約500円程で、1時間に1回のタイミングで行われているので、良心的かと思います。

タイルの装飾や、市議会議事堂、黄金の間、ノーベル賞の晩餐会のホールなど見どころ満載です。

Stockholm Waterfront Conference Center

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駅近くだが、なかなか近寄れない場所に外観が現代的なStockholm Waterfront Conference Centerが建っています。こちらは名前の通り会議場で、一般の方は入れないかと思います。私も入ろうと試みましたが、入り口がどこなのかもイマイチわかりませんでした。ですが、外から見るだけでも価値はあると思います。

続いて、[北欧おすすめスポット②]スウェーデン郊外編も宜しくお願いします。